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企業の知識は、あらゆる場所に散らばっている。Slackのスレッド、Google Driveのドキュメント、Confluenceのページ、Jiraのチケット、Salesforceの商談メモ – 一つの質問に答えるために、複数のツールを横断して検索する日常が、世界中のオフィスで繰り返されている。
ナレッジワーカーの1週間を観察してみるといい。平均して週に23時間を会議に費やしている。そのうち、実際に意味のあるアクションに繋がるのはわずか数時間だ。残りの時間は、議事録を取り、共有し、フォローアップのタスクを整理するという「会議の後始末」に消えていく。
カスタマーサポートと聞いて、多くの人が思い浮かべるのはこんなイメージだろう。チャットウィジェットが画面の右下に表示され、「何かお困りですか?」と聞いてくる。問い合わせをすると、チケット番号が発行される。数時間後、サポート担当者からメールが届く。
スタートアップを始めるとき、創業者の頭にあるのはプロダクトのことだ。どんな課題を解決するか、誰に届けるか、どう成長させるか。しかし現実には、プロダクト開発以前に膨大な「管理業務」が待ち構えている。
サイバーセキュリティの世界には、意外な事実がある。最も洗練されたサイバー攻撃の大半は、最も古いコミュニケーションツール – メール – から始まるということだ。FBIのInternet Crime Complaint Centerによれば、ビジネスメール詐欺(BEC)による被害額は年間数十億ドルに達する。
コードを書くAI、メールを返すAI、顧客対応をするAI。2025年、あらゆる仕事を任されるAIエージェントは当たり前の存…
AI時代の到来とともに、ソフトウェア企業が直面している新たな課題がある。それは「どうやって課金するか」だ。従来のSaaSなら月額固定のサブスクリプションで済んだ。しかし、AIサービスでは話がまったく違う。
「一度やったことは、もっとうまくできる」 – Campfireの創業者John Glasgowは、そんなシンプルな確信から2度目の起業に踏み出した。
Notionの物語を語るには、創業者アイバン・ザオ(Ivan Zhao)という人物を理解しなければならない。中国・新疆ウイグル自治区で生まれ、後にカナダのブリティッシュコロンビア大学で認知科学を学んだザオは、当時のプロダクティビティツールがメモ、タスク管理、ドキュメントと分断されていることに、疑問を抱いた。「なぜ、すべてを一つの場所で自由に組み立てられないのか」。その問いが、Notionの原点だった。