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Google検索を再発明する – Perplexityという挑戦

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ABOUTUS編集部
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01Aravind Srinivasの経歴 – OpenAIから起業へ

この記事では「Google検索を再発明する Perplexityという挑戦」について詳しく解説します。

Perplexity AIの創業者Aravind Srinivasは、インド・チェンナイ出身のAI研究者だ。インド工科大学マドラス校を卒業後、カリフォルニア大学バークレー校でAIの博士号を取得。その後、DeepMind、Google、そしてOpenAIで研究者として働いた。

OpenAI時代のSrinivasは、GPTの可能性を間近で目の当たりにしていた。大規模言語モデル(LLM)が人間のように文章を理解し、生成できる。この技術を使えば、「検索」という行為そのものを根本から変えられるのではないか。そう確信した彼は、2022年8月にOpenAIを退社し、Perplexity AIを創業する。

共同創業者には、Denis Yarats(Meta AI出身)、Johnny Ho(Quora出身)、Andy Konwinski(Databricks共同創業者)が名を連ねる。AI研究の最前線にいた人物たちが、「検索の再発明」という壮大なミッションのもとに集結したのだ。

Srinivasの経歴は、現代のAIスタートアップの創業者像を象徴している。大学での研究、ビッグテック企業での実務経験、そして「この技術で世界を変えられる」という確信からの起業。AIの深い技術的理解とビジネスセンスの両方を持つファウンダーが、いまAI時代の最前線を走っている。

02「検索エンジン」ではなく「アンサーエンジン」

Perplexityが提唱する「アンサーエンジン」というコンセプトは、Google検索との根本的な違いを示している。

Search Engine vs Answer Engine
Google
検索エンジン
キーワードに対して「リンクのリスト」を返す。ユーザーは複数のサイトを巡回して答えを探す

vs
Perplexity
アンサーエンジン
質問に対して「答え」を直接返す。出典付きの構造化された回答。追加質問で深掘り可能

Google検索で「東京からニューヨークまでの飛行時間」と検索すると、航空会社のサイト、旅行ブログ、Q&Aサイトなど、十数件のリンクが表示される。ユーザーはそれらを一つ一つクリックし、広告を避けながら、必要な情報を自分で探し出さなければならない。

Perplexityで同じ質問をすると、「直行便で約13〜14時間」という答えが、出典となるソース付きで即座に表示される。さらに「時差は?」「安い時期は?」といったフォローアップ質問が提案され、対話的に情報を深掘りできる。

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